サッカー部の応援後、同じ夢の島公園内にある第五福竜丸展示館へ。
ごみの最終処分場の上に作られたと思えないぐらい公園は綺麗に整備されており、
バーベキュー、散策など多くの家族連れなどで賑わう横に、展示館がありました。
1954年3月1日、マグロ漁船第五福竜丸は、アメリカがビキニ環礁で行った水爆実験により、
いわゆる死の灰を浴びました。
死の灰は、大量に放射能を含んだサンゴ礁の細かいチリ。
放射能の恐ろしさを後世に伝える第五福竜丸。
津波による福島の原発事故があり、改めて放射能の恐ろしさを考えさせられる展示でした。
過去から学ぶことがどれほど大切なことなのか、若い人たちもしっかり考えて欲しいですね。
忘れた頃に…という言葉が胸に刺さります。
ずいぶん前に訪れた時は、展示館は古くてひっそりと佇んでいた印象があります。
でも、よく忘れられないでここにあったと思います。今年こそ日本人が放射能のことに思い至った年はないでしょう。ぜひ一度は見てほしい所です。
確かに、少し奥まった所に展示館がありました。
でもすぐ裏は、ヨットハーバーがあり、その横で家族連れなどがバーベキューを行っていました。
震災や放射能など、現在日本人が置かれている立場を考えさせられる場所でした。
新木場駅から徒歩圏ですから、散歩がてら訪れるには良い所だと思います。